【2020年冬・最新版】結局、おすすめはどれ?「加湿器の種類と選び方」を「5大ポイント」で完全ガイド!

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冬の大敵といえば乾燥です! 特に日照率が高い太平洋側では12月の湿度は30~40%程度と低く、エアコン暖房を入れると室内の湿度は20%前後にまで下がることも。

乾燥が進むと細菌やウイルスを排除する能力が落ち、肌のうるおいもなくなる

乾燥すると心配なのが、風邪などの健康面。のどや鼻の粘膜が乾くと、異物を排除する細かい毛=繊毛(線毛)の動きが鈍くなり、細菌やウイルスを排除しにくくなります。また、湿度が低いとインフルエンザウイルスの生存率が上がると言われており、一般的には湿度を50~60%に保つのが良いとされています。なお、厚生労働省では、湿度を適切に保つと気道粘膜の防御機能の低下を抑えることができ、インフルエンザにかかりにくくなると伝えています。

のどだけでなく、空気にさらされている肌も乾燥するとうるおいがなくなり、しわやくすみ感が出てしまうことも。冬は健康と美容の両面で、いかに乾燥を防ぐかが課題となってくるわけですね。

加湿のメリットを詳しく知りたい方はコチラ

 

湿度を上げるにはなんといっても加湿器が一番! でも、一口で加湿器といっても複数の加湿方式があり、しかも性能や機能も各機種によってさまざま。どれを選んだらいいのか正直よくわからない……という方も多いはず。そこで今回は、失敗しない加湿器選びの5つのポイントを挙げてみました。順番にチェックしていけば、あなたの部屋やニーズにピッタリ合った加湿器が選べます。ぜひ参考にして、のどや肌を乾燥から守って下さい!

目次

その1.方式の違いをチェック

その2.部屋に応じた加湿量をチェック

その3.機能をチェック

その4.お手入れ・清潔性をチェック

その5.静音性とデザインをチェック

その6.ダイニチ工業のオススメモデル

 

その1.方式の違いをチェック

加湿器は、加湿方式によって主に4つのタイプに分かれます。ここが最初のチェックポイント。4タイプのメリットとデメリットを家電のスペシャリスト・戸井田園子さんのコメントを交えつつ説明していきましょう。

(1)気化式(ヒーターレス)

気化式は、水を含んだフィルターにファンで風を送り気化させる方式です。水に濡らしたタオルを扇風機で乾かした状態が近いといえます。ファンがあるため、広範囲に加湿できます。

プロが教える気化式のメリット・デメリット

「ヒーターを使用せず、送風のみなので吹出口が熱くならないのがメリット。消費電力も少なくてすみます。ただし、急速な加湿には不向きで、部屋も冷えやすく、加湿フィルターの交換や手入れも定期的に必要になります」(戸井田さん)
 

 

(2)スチーム式

スチーム式は、水をヒーターで加熱し、水蒸気に変える方式です。お湯を沸かすと湯気が出るのと同じ原理で、加熱中のポットのふたを開けたイメージに近いです。

プロが教えるスチーム式のメリット・デメリット

「水を沸騰させるので衛生的に加湿できるのがメリット。また、加湿パワーがあり、即効性も高くなっています。ただし、吹出口が熱くなる機種もあるので要注意。消費電力も大きい傾向にあります」(戸井田さん)

 

(3)超音波式

超音波式は、水に超音波を当てて霧状の微粒子にして放出する方式です。簡単にいうと、ものすごく細かい霧吹きといったイメージが当てはまります。

プロが教える超音波式のメリット・デメリット

「仕組みが簡単なのでコンパクトで低価格な機種が多いタイプです。部屋に気軽に置けて、消費電力も少なくてすみますね。一方、短所としては水を加熱しないので、タンク内の雑菌がそのまま外に放出されてしまいます。衛生面は気になるところ。こまめな手入れが必要です。また、気化式やスチーム式より水の粒が大きいため、床や壁が濡れやすく、そのまま乾燥すると白い跡が残ることもあります」(戸井田さん)

 

(4-1)ハイブリッド式(気化式×温風気化式)

ハイブリッド式は、2つの加湿方式を組み合わせたもの。このうち「気化式×温風気化式」は、フィルターに送る風をヒーターで加熱し、加湿力を強めたタイプ。こちらはファンがある方式なので、早く広範囲に加湿できます。

ハイブリッド式(気化式×温風気化式)を詳しく知りたい方はコチラ

 

(4-2)ハイブリッド式(超音波式×加熱式)

「超音波式×加熱式」は、ヒーターで加熱した水を超音波で霧状にして放出します。静音性が高く、水を加熱することで衛生面とパワーを向上させたタイプです。床や壁が濡れやすく、消費電力がやや高くなる傾向があります。

 

プロが教えるハイブリッド式のメリット・デメリット

「ハイブリッド式は、それぞれの加湿方式のデメリットを補った進化したタイプです。機種によっては、状況に応じて2つの方式をうまく使い分けて省エネしてくれるものも。本格的な加湿器にこのタイプが多く、やや価格が高くなりがちなのがデメリットでしょうか」(戸井田さん)

 

方式の違いの一覧表はコチラ

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その2.部屋に応じた加湿量をチェック

部屋の広さに応じた加湿量(加湿能力)も加湿器選びには欠かせないポイントです。本体が大きくても加湿量が少なかったり、逆にコンパクトに見えて加湿量が優秀だったりと、この部分は機種によっても大きな差が出るので、必ず購入前にチェックしたいところです。なお、加湿量は「mL/h」で表示します。こちらは室温20℃・湿度30%のとき、1時間あたり何リットルの水蒸気を出すかを示した数値。この数値が高いほど加湿量が多く、より広い部屋で使えることになります。この加湿量に応じた部屋の広さの目安が「適用床面積」。「適用床面積」には「木造和室」「プレハブ洋室」の2つの数値が表示されており、一般的に「木造和室」は従来の工法を使った木造の戸建て、「プレハブ洋室」は気密性の高いプレハブや鉄筋コンクリートのマンションなどを指しています。

 

寝室などの個室は300mL/h~500mL/hが目安

部屋の広さにもよりますが、寝室などの個室用なら300mL/h(適用床面積 木造和室5畳/プレハブ洋室8畳)~500mL/h(木造和室8.5畳/プレハブ洋室14畳)を目安に選びましょう。寝室で使うなら、静音性を重視したナイトモード、タイマー機能(後述)などを持つ機種がオススメです。

 

リビングなら700mL/h~900mL/hが目安

一般的なリビング用として選ぶなら、700mL/h(適用床面積 木造和室12畳/プレハブ洋室19畳)~900mL/h(木造和室15畳/プレハブ洋室25畳)を目安に選びましょう。広い部屋をスピーディに加湿するために、設定湿度に達するまで加湿量をアップするターボモード(後述)があるとなお良し。子どもがいるご家庭なら、吹出口が熱くなるスチーム式以外を選び、チャイルドロック機能(後述)があるものを選ぶのがオススメです。

 

ワイドリビングなら1000mL/h~1200mL/hが目安

ワイドリビングや吹き抜けのあるリビングなら、加湿量1000mL/h(適用床面積 木造和室17畳/プレハブ洋室28畳)~1200mL/h(木造和室20畳/プレハブ洋室33畳)のパワフルなモデル選びたいところ。ただし、このクラスをリリースしているメーカーが少ないので、選択肢は限られてきます。また、通常のリビングよりも広いため、できれば設定湿度に達するまで加湿量をアップするターボモード(後述)付きのモデルがほしいところ。

 

オフィスや店舗なら1500mL/h以上を選びたい

オフィスや店舗に使うなら、業務用クラスの1500mL/h(適用床面積 木造和室25畳/プレハブ洋室42畳)以上のモデルを選びましょう。パワフルなモデルは音が大きくなりがちなので、静音性を重視したモデルを選ぶのがオススメです。

 

加湿スピードと電気代を重視するなら、ひとクラス上の加湿量を選ぶのもオススメ

なお、一般的に部屋のサイズにピッタリの加湿量よりもひとクラス上のほうが、加湿スピードの面でも電気代の面でもおトクになります。たとえば、ダイニチ工業の機種で比較すると(以下表組参照)、300mL/hの機種で標準モード(加湿量300mL/hで98W)を使うより、500ml/hの機種でエコモード(加湿量365mL/hで11W)に設定したほうが、同じ加湿量でも消費電力が約9分の1というケースもありうるのです。加湿スピードと消費電力を重視するなら、加湿量がひとつ上のクラスで、エコモードを持つモデルを検討してみてください。

 

ただ、クラスが上になるとタンクの容量も大きくなるので、給水の際にタンクが持ち運びやすく設計されている機種を選ぶのがいいでしょう。

タンク容量についてはコチラ

↑ダイニチの機種で比較した場合、同じ加湿量でも大きな違いが出ます
↑7Lの大容量でもとってが2つあるため、両手でスムーズに持ち運べるダイニチ工業・LXシリーズの「タンクWとって」

 

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その3.機能をチェック

加湿方式と加湿量の目安が決まったら、次は加湿器に搭載されている機能もチェックしましょう。ここでは加湿器に搭載されていることが多い機能を解説していきます。

 

エコモード

消費電力を抑えて効率よく加湿運転する機能。ハイブリッド式(気化式×温風気化式)なら消費電力の少ない気化式のみに切り替えるなど、状況に応じて運転し、賢く消費電力を抑えます。やや加湿量は減るものの、長時間加湿器を使うスタイルの人には節約になるモードです。

↑スマートに電気代を抑えながら部屋をうるおすことのできるエコモード

 

【ターボモード】

一時的に加湿量をアップする機能。乾燥が気になる帰宅時でもスピーディに部屋をうるおすことができます。外出先で肌やのどの調子が悪いと感じたとき、帰ってすぐにいい環境が作れる心強い機能です。

 

ナイトモード

小さな運転音で加湿するほか、表示部の明るさも抑えるなど眠りを妨げずに加湿するモードです。運転音を下げるため加湿量は減りますが、睡眠中の乾燥が気になる方にオススメのモードです。

↑ダイニチ工業・RXシリーズの「おやすみ加湿」。眠りにつくまで静かに運転し、その後しっかり加湿します

 

湿度自動調整機能

本体のセンサーなどで湿度を感知し、設定した湿度に自動的に保つ機能。ハイブリッド式ならヒーターのON/OFFを状況によって切り替えながら加湿します。過加湿の心配がなく、安心です。

 

タイマー機能

決まった時間に加湿器のON/OFFが設定できる機能。朝、加湿器をつけるのが面倒くさい、つい忘れてしまうといった人に便利な機能です。就寝・起床時間がほぼ決まっている、帰宅時間が一定といった場合には特に有効です。

 

チャイルドロック

ボタン入力をロックし、誤操作を防ぐ機能。もう一度ボタンをセットするまで操作ができなくなります。小さな子どもがいる家庭では注目したい機能です。

 

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その4.お手入れ・清潔性をチェック

加湿器が引き起こす「加湿器病」がニュースでもときどき報道されます。2018年冬にも大分県の老人ホームで、加湿器で繁殖したレジオネラ菌による死亡事故が発生しました。これは細菌が繁殖しやすい超音波式の加湿器の手入れを怠ったことで起きたもの。超音波式に限らず、加湿器の内部で雑菌が繁殖してしまうと一緒に放出されてしまう可能性があるので、どの加湿方式であっても必ずお手入れが必要です。

 

そこで重要となるポイントは、お手入れしやすいものを選ぶこと。タンクに入れた水道水は、半日ほど経つと残留塩素が抜けてしまい、雑菌が繁殖しやすくなっていますので、毎日水を替えて定期的にお手入れする必要があります。また、トレイや気化フィルターには水アカ(白っぽい固まり)などが付着します。水アカは、水道水に含まれるミネラル分が気化せずに残ったもののことで、放っておくと悪臭の発生や加湿能力の低下、送風音の増大などの弊害が出てしまいます。タンクやトレイ、気化フィルターが取り外しやすく、洗いやすいか、または交換しやすいかどうかをしっかりとチェックしましょう。

加湿器のお手入れ方法について詳しく知りたい方はコチラ

↑タンクは広口のものなら、スポンジを入れて内部をしっかり洗えます

 

↑ダイニチ工業のLXシリーズは、トレイに使い捨てカバーがついていて、1シーズン6か月洗わずに使えます(※) ※1シーズンをめやすに新しいもの(別売部品)と交換してください (1シーズンを6カ月、1日8時間運転、水道水の硬度50mg/L〔全国平均値〕 にて使用した場合)。なお、1シーズンに満たなくても汚れや水アカが気になる場合は交換をおすすめします

 

もうひとつのポイントは、雑菌が繁殖しやすい場所に抗菌加工が施されていること。フィルターや水タンクに抗菌加工のパーツが使われているものを選ぶと安心です。

↑ダイニチ工業では、タンクのキャップに「Ag+抗菌アタッチメント」を搭載する機種を用意。銀イオンが溶け出して雑菌の繁殖を抑えます

 

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その5.静音性とデザインをチェック

加湿器はリラックスしたいリビングや寝室に置くことが多いので、静音性も気になるところ。スペックに書かれている動作音の目安の数値「dB(デシベル)」を購入前にチェックしましょう。40dB以上になると、リビングでテレビが少々聞こえづらく感じることも。できれば30dB台のモデルを選びましょう。

 

また、加湿器は常に部屋に出しておく家電のため、デザイン性とコンパクト性も重視したいところ。設置スペースを事前に確認し、インテリアとのバランスを念頭に置いて選ぶと後悔が少なくてすみます。

↑ダイニチ工業のRXシリーズは、すっきりとしたデザインでインテリアにも溶け込みます

 

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その6.ダイニチ工業オススメモデル

[寝室・リビング用]

シンプルなデザインで静音性もバツグン

RXシリーズ

シンプルなデザインで、寝室やリビングにぴったりな一般家庭用モデル。レジオネラ菌への対策が念頭に置かれ、徹底した清潔性が特徴です。空気取込口・トレイ・気化フィルターに抗菌加工を施し、タンクのキャップにも「Ag+抗菌アタッチメント」を搭載し、抗菌成分の銀イオンが水中に溶け出し、タンク内の雑菌の繁殖を抑えます。給水口が広くお手入れもラク。運転音13~32dBと静音性もバツグンです。

RXシリーズの詳細はこちら

 

 

 

[その2 ワイドリビング用]

業界初の使い捨てカバーを採用したハイパワーモデル

LXシリーズ

加湿量が最大1200mL/h(※1)というハイパワーで、広い部屋もしっかりうるおうので、ワイドリビングにぴったり。従来機(※2)と比べ設定湿度に到達するまでの時間も約30%短縮されています。一度にたっぷり入るタンクは7.0Lの大容量。タンクの上下に持ち手がある「タンクWとって」構造で、両手で持って運べます。トレイには業界初の使い捨てカバー「カンタン取替えトレイカバー」を採用。1シーズンに1回(※3)取り替えればOKです。デザインも洗練されていて、2019年度グッドデザイン賞を受賞。

※ 1:HD-LX1219の場合。HD-LX1019は異なります ※2:RXシリーズ最大の900mL/hクラスのこと ※3:1シーズンをめやすに新しいもの(別売部品)と交換してください (1シーズンを6か月、1日8時間運転、水道水の硬度50mg/L〔全国平均値〕 にて使用した場合)。なお、1シーズンに満たなくても汚れや水アカが気になる場合は交換をおすすめします 

LXシリーズの詳細はこちら

 

 

 

[その3 オフィス用]

ケタ違いのパワーを誇り、抗菌への配慮も充実

HDシリーズパワフルモデル

オフィスや店舗などの大空間にぴったりなモデルで、加湿量は最大2400mL/h、適用床面積プレハブ洋室67畳(HD-243の場合)と家庭用加湿器No.1(※)のパワーが特徴。タンク容量は6Lタンクが2個で12Lとなっています。空気取込口・トレイ・気化フィルターは抗菌加工、タンクのキャップ部には「Ag+抗菌アタッチメント」が付き、さらに操作プレートも抗菌加工となっている点に注目。

※:HD-243の場合。家庭用加湿器において1時間あたりの最大加湿量2400mL/h(室温20°C、湿度30%の場合)。2019年7月1日現在

HDシリーズパワフルモデルの詳細はこちら

 

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