家電批評2024年11月号 加湿器ランキング2024総合1位&ベストバイに【ハイブリッド式加湿器HD-RXT724】が選ばれました!
家電製品を編集者が使う人目線で本気で使ってテストし評価する雑誌『家電批評』が、2024年11月号で最新加湿器ランキング2024を発表。
ダイニチのハイブリッド式加湿器HD-RXT724が総合1位で加湿器(10~12.5畳用)ベストバイに選ばれました。
今回は、出版社の許可をいただき、家電批評の記事内容をまるっとご紹介します!

加湿と静音性に優れたお手本のような加湿器

室内を均等に加湿した性能と、稼働音の小ささでベストバイに輝いたのがダイニチ「ハイブリッド式加湿器 HD-RXT724」です。昨年のテストに続き、2年連続の1位を獲得。デザインのアクセントとなるクリアタンクは6.3Lと大容量で、残量がひと目で確認できます。

30分後の4地点のセンサーに加湿ムラはほとんどありません。吐出水量から測定した加湿量は680mL/hです。

↑湿度30%、室温20℃の約6畳の恒温恒湿室で検証。30分後の4カ所の湿度を比較します。

↑30分後の湿度は「背面68%・正面68%・左隅66%・右隅69%」。4カ所に設置したセンサーの湿度の変化をグラフ化すると、4本の線がバラつくことなくゆるやかに推移しているのがわかります
加湿性能は、30分経過後に4カ所に設置したセンサーの平均測定値が67.8%と、2位の他メーカー(ハイブリッド式)や3位の他メーカー(気化式)よりも加湿しました。加湿ムラは2位の他メーカー(ハイブリッド式)に一歩及びませんでしたが、それでも部屋を均一に加湿できる優秀な性能です。

↑最強の「ターボ」、最弱の「おやすみ快適」ともに50dB以下と、2位の他メーカー(ハイブリッド式)を上回る静音性。特に「おやすみ快適」は音を気にせず眠れそうです

↑液晶に表示される現在の湿度を参考に、50~70%の間で目標湿度を設定できます。ほかにも、湿度や使用状況に応じた最適なモードを設定可能
運転モードは「標準」「エコ」「ターボ」など6種類。睡眠時には風量を抑えた「おやすみ快適」を選べば、稼働音を気にすることなく快眠できます。また、湿度は手動で50~70%の範囲を5%刻みで設定することも可能。現在の湿度が液晶に表示されるので、最適な設定を選ぶ参考になります。

↑フィルター・トレイ・タンクと定期的な洗浄が必要なパーツが多いハイブリッド式ですが、ダイニチはフィルターとトレイに使い捨てパーツを用意。交換するだけなので、洗浄の手間を大幅に削減できます。なお、使い捨てのパーツは別売り(フィルターは青が付属する通常タイプ、赤が別売りの使い捨てタイプです)
フィルターを備えているため、お手入れは多少手間がかかりますが、ダイニチは別売りで使い捨て式のフィルターとトレイカバーを用意。お手入れの手間を省けます。

↑消費電力が0.1kWhとかなり低かった他メーカー(気化式)2社には及びませんでしたが、ダイニチも想定される電気代は最強モードでも1時間あたり10円を切ります。運転モードや設定湿度によっては、さらに消費電力を下げることが可能です

↑水を入れるタンクは、給水口を下向きにして取り付けるタイプで、もし倒れてしまっても水がこぼれにくい設計です。給水時は取り外しが必須なので、上から給水できるタイプより取り付け、取り外しの手間が毎回かかります
どのテストも平均して高評価を獲得し、大きな弱点のない一台です。
HD-RXT724の製品詳細はこちら

お部屋を選ばないデザインモデル
HD-RXT724
適用床面積:プレハブ洋室19畳まで/木造和室12畳まで
加湿量(標準運転モード時):700mL/h
本体外形寸法:高さ375×幅375×奥行210(mm)
希望小売価格(本体価格):オープン価格
