家庭用石油ファンヒーター 累計生産台数3,500万台を達成 12月19日に記念セレモニーを開催しました
2023.12.19 暖房機
ダイニチ工業株式会社(本社: 新潟県新潟市、代表取締役社長: 吉井 唯) は2023年12月19日(火)に、自社ブランド「ブルーヒーター」の家庭用モデルである家庭用石油ファンヒーターの累計生産台数3,500万台を達成し、同日に記念セレモニーを開催しました。
記念セレモニーを開催しました
セレモニーには当社会長・社長 ・ 関係部署長が出席。社長挨拶からくす玉割り、最後に記念撮影を行いました。
社長挨拶(抜粋)
この度、家庭用石油ファンヒーター累計生産台数3,500万台を達成することができました。この喜ばしい日を迎えられましたことを心より御礼申し上げます。
当社の社是は、よい商品をつくリお客様へご提供することです。これまで、社内の多くの部門、そして多くの会社にご尽力いただき、みんなで協力して真摯にものづくりに取り組んできました。
その商品が、長年にわたり、たくさんのお客様からご支持をいただき、44年間で3,500万台という台数になりました。これは当社の家庭用石油ファンヒーターにかかわった全員で達成した記録であり、大変うれしく思います。
そして、ここで終わりではありません。今後も、さらによい商品をご提供できるよう、社員一同で取り組んでまいります。
2023年12月19日
代表取締役社長 吉井 唯
当社の家庭用石油ファンヒーターの歴史
石油ファンヒーターは、1978 年に三菱電機様が日本で初めて、世界でも初めて開発した製品です。発売以来急成長を遂げ、日本の冬の暖房の主力製品となる画期的なものでした。
当社は1964年の創立当時より石油燃焼技術を応用した製品開発を行っており、1971年には煙突が不要な業務用石油ストーブを業界に先駆けて開発し、製造販売を開始しました。その技術と経験を生かして、1980年に着火スピードが業界最短※の気化器を搭載した家庭用石油ファンヒーター「FA-32」を開発し、製造販売を開始。初年度に73,000台の販売実績を上げ、当社の主力製品となりました。
※自社調べ。
その後も毎年改良を積み重ねて安全性や操作性も向上。近年は毎年約100万台を出荷するまでに成長し、それ以来44年目にして、家庭用石油ファンヒーターの累計生産台数3,500万台を達成しました。
現在、石油ファンヒーターの国内市場は成熟が進んでいますが、当社は海外需要も併せて取り組んでおります。