寒さの影響で、1月の家庭用石油ファンヒーター出荷台数が前年同期比約400%と好調を維持

2021.02.19 暖房機

ダイニチ工業株式会社(本社:新潟県新潟市、社長:吉井久夫)では、2021年1月の家庭用石油ファンヒーターの出荷台数が前年同期比約400%となり、12月※1 に引き続き需要が増加しました。

一般社団法人日本ガス石油機器工業会※2 では、2020年度の家庭用石油ファンヒーターの出荷台数の見込みは、前年度を上回る183.5万台(前年度比117.2%)としています。また2021年度の出荷台数は20年度並みの182.8万台(2020年度比100%)と予測しています。

※1:2020年12月の出荷台数前年同期比は約160%。特に強い寒気が入った第3週、第4週は出荷が伸びました。

※2:一般社団法人日本ガス石油機器工業会「ガス・石油機器 出荷実績見込みと予測 2021」(2021年2月発表)

 

 

 

 

今シーズンは12月中旬から急激に気温が下がり、1月に入っても厳しい寒さが続きました。この気温の低下が出荷が増加した原因と考えられます。

家庭用石油ファンヒーターは速暖性に優れ、また他の暖房機器より暖房能力がパワフルである点が評価されています。そのため、製品の出荷は気温の変化に大きく影響を受けます。

昨年度の同時期(2019年12月~2020年1月)は記録的な暖冬となったために出荷が伸びず、12月には次の秋冬向けモデルの生産に入っていました。一方、今シーズンは12月中旬から1月にかけて需要が高まり、2月上旬まで当年度モデルを生産してお客様への供給を続けました。

今後は需要の減少期に入りますが、国内生産の強みを生かし、引き続き柔軟な体制で生産・出荷を行なってまいります。

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寒さの影響で、1月の家庭用石油ファンヒーター出荷台数が前年同期比約400%と好調を維持

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