ダイニチ工業株式会社（本社：新潟県新潟市、代表取締役社長：吉井唯）は8月8日（月）に、家庭用石油ファンヒーター2022年度モデルの26機種を発売しました。販売店は、全国の家電量販店やホームセンター等です。

2021年度の家庭用石油ファンヒーター市場全体の出荷台数は、2020年度比91.1％と前年を割る結果となりました。一方、当社の高付加価値モデル（SGX、GRタイプ）の2021年度出荷台数は、2020年度比106.5％と市場実績を超えました。

SGX、GRタイプは給油の回数が減る大容量の9Lタンク、従来機種よりも消火時のニオイを抑えられる消臭システムや、給油時にキャップの置き場所に困らない「ワンタッチ汚れんキャップEX」など、石油ファンヒーターをより便利に使用できる機能を搭載しています。

またこの2タイプは本体にツートンカラーを採用し、洋室、和室、リビングなどさまざまなシーンに溶け込むデザインが特徴です。

当社の購入者アンケートでは、購入機種に決めた理由として「タンク容量」「着火時間」の回答割合が多くの機種で高くなっています。SGX、GRタイプ購入者は、その2つの理由に加え「デザインがよい」の回答割合が高く、デザインが購入機種を決めるおもな理由の１つになっていることがわかりました。

コロナ禍で在宅時間が長くなり、家電のデザインへの注目度が高い状況が続いています。当社ではそのため便利な機能に加えお部屋に溶け込むデザインの2タイプが選ばれ、市場縮小の中でも出荷台数を伸ばしたと考えております。

当社はより安全で快適にお使いいただける製品を企画・開発し、今シーズンも多くのご家庭を暖めてまいります。