よくあるご質問 家庭用石油ファンヒーター

よくあるご質問 石油機器


質問と回答

Q1 灯油が一番維持費がかからないって本当?
A1 一般家庭の暖房機のエネルギー源では、同じ熱量あたりのランニングコストは灯油が一番安く、続いて都市ガス・LPガス、最後が電気となっています。

電気は一見クリーンなエネルギーに見えますが、その多くは化石燃料を燃やして作ったものです。
例えば火力発電では燃料を燃やし、そのエネルギーを利用して発電機を回します。エネルギーのかなりの部分は熱に変わり、電気として最終的に利用できるのは投入エネルギーの35%程度と言われ、さらに送電中のロスも加わります。

これに比べ、灯油の場合は精製や運搬にかかるコストはわずかですし、直接灯油を燃やすため少ないロスで利用することができます。

ただし優れたエアコンですと、条件によっては灯油に匹敵するほど、あるいはそれ以下の維持費で運転できる場合もあります。

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Q2 石油ファンヒーターはどうやって燃えているの??
A2 現在石油ファンヒーターを生産供給しているメーカーは4社ありますが、その性能の基本となる燃焼方式は下記の3つがあります。


[ブンゼン気化式(ブンゼン式)]…2社が採用(当社含む)
気化器という装置で灯油を加熱し、バーナに加熱された灯油気化ガスを吹き込み、あとはガスバーナのように燃焼させる。
気化器から噴出される気化ガスの量に応じ、バーナに引き込まれる燃焼用空気が自動的に調整されるため、火力の大小にかかわらず常に安定した青炎燃焼が行える(自律燃焼)。
ブンゼン気化式(ブンゼン式)構造図

[油圧送霧化式] …1社が採用
熱せられた気化筒に空気と灯油をそれぞれファンとポンプで送り込み、気化混合したガスを上部のバーナで燃焼する。
空気量と灯油量のバランスを保つために高度な制御が用いられている。
油圧送霧化式構造図

[ポット式]…1社が採用
マットの敷かれた蒸発皿に油をたらし、ヒータで直接加熱・点火する。
業務用の大型ストーブ(煙突付き)では一般的な燃焼方式。
ポット式構造図

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Q3 石油 ファンヒーターはエアコンより部屋が乾燥しないの?
A3 灯油が1リットル燃えると、空気中の酸素と化合し、ほぼ1リットルの水分を放出します。

例えば当社の3.2kWタイプの石油ファンヒーターを使用した場合、最大火力時の燃料消費量は1時間に0.311リットル(311mL/h)ですので、 これは家庭用の小型加湿器を併用しているのとほぼ同等の効果があることになります。そのため、エアコンや電気暖房で暖めた場合に比べ部屋が乾燥しません。

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Q4 石油 ファンヒーターは震度いくつで消えるの?
A4 石油ファンヒーターの安全装置のひとつ、「対震自動消火装置」は、気象庁が発表する『震度5(加速度80〜250gal[80〜250cm/s2])』の中間ぐらいで作動するようになっています。

『震度5』は『震度5〈弱〉』と『震度5〈強〉』に分けられていますが、『震度5〈弱〉』では装置が作動したりしなかったりする場合があります。また、同じ地域でも建物の構造や1階と2階、地盤の強弱等によって揺れ方が異なるので、暖房機の受ける揺れの強さも異なります。

『震度5〈弱〉』は人にとっては相当の揺れですが、これ以上センサーを過敏にしますと、少し本体に触れたりした時に必要以上に反応してしまうことから、今の感度になっています。

なお、この規格は全メーカーの石油暖房機に適用されています。

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Q5 点火してからなぜ3時間で消火するの?
A5 石油ファンヒーターは点火してから何もしないでおくと約3時間で自動的に消火します。これはJISにも定められており、どの会社の石油ファンヒーターを選んでも同じです。

これは万一部屋を閉め切ってお使いになり、しかもご使用者が眠ってしまった場合など、特殊な使用状況での安全を考えたものです。
もちろんファンヒーターには不完全燃焼防止装置が備えられていますから、万一このような使用をしてもきちんと消火するのですが、3時間消し忘れ消火装置は念には念を入れた安全装置となっています。

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Q6 シリコーンが石油ファンヒーターに良くないとはどういうこと?
A6 ヘアケア製品・家具のつや出し剤・柔軟材、防水スプレーなど、家庭で使用される様々な製品には「シリコーン」が配合されている場合があります。これらを使用すると、揮発したシリコーンがファンヒーターに吸い込まれて高温にさらされ、白い粉のような状態になり燃焼室内に付着することがあります。

また、炎の中を流れる電流を調べている「フレームロッド」にシリコーンが付着すると、石油ファンヒーターの不完全燃焼とマイコンが勘違いしてしまい 石油ファンヒーターを消火させてしまいます。

シリコーンが付着した状態

この現象、安全側に働くので危険はありませんが、頻繁に石油ファンヒーターが止まっては役に立ちません。
トラブルは比較的女性の個室で起こりやすいことが特徴ですが、先ほども述べたように様々な化学製品に「シリコーン」が使われていますので、使用の際はファンヒーターの運転を停止し、使用後は十分に換気を行なってから運転を再開するなど、気をつけていただくことがトラブルの未然防止となります。

シリコーンが含まれる製品は、「**シリコン**」「**シリコーン**」「**メチコン**」「**シロキサン**」「**シラン**」「シリカ」などと表示ラベルに成分表示される場合があります。

化粧品については2001年から薬事法により全成分表示が義務付けられており、シリコン化合物は「○○メチコン○○」等と表示されています。特に「シクロメチコン」「シクロペンタシロキサン」は揮発性が高く注意が必要です。

洗い流さないヘアートリートメント等には石油ファンヒーターの故障の原因になる旨の表示がされている場合があります。ご使用には十分注意してください。

  • (社)日本ガス石油機器工業会の統一見解により、当社取扱説明書やホームページなどでは「シリコーン」を使わせていただいております。
  • 「シリコーン」・・・有機珪素重合体
  • 「シリコン」・・・・・元素としての珪素

詳しくは「シリコーン配合製品にご注意を」をご覧ください。

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Q7 タンクに水が入るとはどういうこと?
A7 水がたまる原因は「結露」です。
冬場にガラス窓などに水滴がつくように、空気中の水蒸気がカートリッジタンクの中で結露したものなのです。
根本的な対策はありませんので、石油ファンヒーターをお使いになる際は、時々油フィルターや油受皿を点検して、この水を市販の給油ポンプやスポイトなどで取り除く必要があります。

石油ファンヒーターの水混入のしくみ

●油フィルター
正常な油フィルター 水がたまった油フィルター
○正常な場合 ×水がたまった状態
●油受皿
正常な油受皿 水がたまった油受皿
○正常な場合 ×水がたまった状態

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Q8 運転停止中に『ゴボゴボ』と灯油が流れる音がするのはなぜ?
A8 その音は異常ではありません。消火後の石油ファンヒーター内部の温度の変化によって、タンクの中に空気が入る時の音ですのでご安心ください。

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Q9 燃焼音が大きくなったり小さくなったりしますが。
A9 火力の大きさで燃焼音は大小と変化します。

設定温度に対して現在の室内温度が低いときは大火力で燃焼するため燃焼音も大きく、設定温度に室内温度が近づくと小火力になりますので、燃焼音も小さくなります。
また、燃焼状態によって本体後部のファンの回転も変化しますので、こちらの音量も大小と変化しますので異常ではありません。

このように、火力に連動して燃焼音は変化しますが、設定温度と室内温度に開きがある時でも周期的に火力が大小する場合は、本体の故障が考えられますので、こちらをご確認ください。

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Q10 石油暖房機は環境にやさしいですか?
A10 石油暖房機は化石燃料を燃焼させるため、環境への負担が大きいというイメージがあるようです。
しかし、家庭用石油ファンヒーターや業務用石油ストーブは、使用するお部屋で灯油を燃焼させ、発生した熱はすべてそのお部屋の暖房に利用される(熱効率100%)ため、利用効率は極めて高いもので、資源を有効に活用できる機器であると考えています。

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